SharePointServiceのインストール上の注意

SharePointServiceはドメイン構成、つまりActiveDirectoryで構成されているマシンにはインストールできない。
SharePointという製品はグループウェア的なソフトウェアでWindows2003Serverがインストールされていれば無料で使うことのできるソフトウェアである。
小規模なネットワークで、ファイル共有を行っていたような環境で、次の目標としてグループウェア的なものをインストールすることはよくあることだと思う。
なのでこのソフトウェアはその上で有効になりそうだ。
けれど、その環境でActiveDirectoryを導入しているとSharePointServiceはそのままで使用できない。SQLServer2000か別のWindows2003Serverが必要となる。
SQLServer2000は10万以上、Windows2003Serverとハードでは、20万以上の出費は確実。
すごくおしいシステムだと思う。ターゲットとしては、小規模のメンバーのグループウェアのはずなの、必要要件が高すぎる。Windows2003Serverを入れてるところでさえ少ないと思うが、せっかくWindows2003ServerにSharePointが無料であったとしても、結局はコストがかかるのであれば、無料の意味はまったくない。WindowsServer2003を導入するようなところはActiveDirectoryを使うというのは考えられることなのに。
もったいないなと思う。セールス的にはうまいことだと思うけど。

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よくよく考えるとActiveDirectoryを使うようなところはそもそも中から大規模なんだろうか。

※[注意]実はインストールそのものはできてしまう、ほとんどの機能は使えてしまう。けれど、サポート外なのでどんな不具合が出るかもわからないのです。